トップページサイトマップリンクについて
SENIOR DREAM PROJECT 〜あなたの夢を応援〜やってみる。「自分の作品で個展をひらきたい」「スポットライトを浴びながらステージで演奏したい」「自分史やエッセイ、写真集など、自分の本を出したい」そんな夢を遠慮しないで、やってみる。“今さら”ではなく“今だから”実現できる夢があるはず。私たちが、あなたの夢への挑戦を応援します。
シニア・ドリーム・プロジェクトとはメッセージプログラム紹介サポーター紹介活動インフォメーションあなたの夢・大募集!ABOUT US
現在の位置:トップページ > 活動インフォメーション > 夢追うひとびと
夢追うひとびと
# 10
「海に出掛けよう!」
吉田栄一さん(56歳)
この冬一番の寒さとなった日曜日、鵠沼海岸でサーフィンを楽しむ吉田栄一さんを訪ねました。 どんなに忙しくても毎週日曜、まるで子供のように仲間たちと誘い合って、 波に乗ることを楽しむという吉田さん。なぜ海に惹かれるのか? そして、吉田さんの感じる海の魅力とは何か?お話を伺ってきました。
吉田栄一さん
お気に入りのボードと お気に入りのボードと
-- 海は最高のリラクゼーション施設。
   そして、人と人の距離を近づける場でもある。
 吉田さんがサーフィンを始めたのは、20歳の時。 時代はおりしも、第二次サーフィンブームの頃だ。(サーファーの間では加山雄三さんらが中心となったのが 第一次ブームと言われている)まだ小さかった子どもを連れて海に通う日々。 吉田さんは波乗りを、息子さんは海岸の側にあった公園で、スケートボードを楽しんでいた。
 「仕事でどんなに疲れていても、海には行きたくなります。海に入るとホッとするんですよね。 海に浸かるのは赤ん坊の時に母親のお腹の中にいた時の感覚に近いってよく言われていますが、 本当にそんな感覚が蘇って、リラックスできるのかなと思っています」
 吉田さんにとって海は、親子二人が趣味を楽しむための場所だけではなく、 さらに交友関係を広げていくための出会いの場所でもあった。
 「この年齢になっても、海に行くときは仲間で誘い合って集まります。 毎週会うことは決まっているのに、それでも、携帯電話で誘い合ってから集まるんですよ! 子どもみたいでしょ(笑)それから、海岸では犬の散歩に来る人も多くて、 初めて会った人同士もファミリーのようにすぐに仲良くなっていくのがいいですね」
 海が持つ大きな抱擁感は、人と人とを近づけることにも作用するようだ。

-- 波乗りを始めるシニアが増えてきた。
 近頃海に入っていると、波乗りを始めたばかりと見受けられるシニアのサーファーが増えてきているという。
 「僕がサーフィンを始めた頃は、きちんとした道具もあまりなかったですし、 パドリング(ボードの上にうつ伏せで乗り、手でパドルのように水をかき、前へ進む技術)やボードにどう立つかという 技術的なことも見よう見まねで覚えるしかなかったんです。だけど最近は、 レッスンも充実しているし、ウエットスーツなどの道具の性能もよくなってきているので、 波乗りを始めやすい環境になってきています。そういったこともあって、 若かったころにサーフィンを始めるきっかけを逃した人たちが、今始めているんだと思います」
 実は吉田さん、波乗りを始めようと思った頃は、泳げなかったそうだ。 だけど、やりたいという気持ちを抑えきれず、ボードなら浮き輪の代わりにもなる、 と自分を奮い立たせて頑張った。かつての自分を振り返りながら、 「迷っているのなら、まずは何でもやってみるといい」と同世代に向けてアドバイスする。
(鵠沼海岸は、若い人たちがサーフィンを楽しむエリアと、吉田さんぐらいの年齢の人たちが、 のんびりと楽しむエリアはすみ分けされているそうです)
 「海の楽しみ方も人それぞれ。泳ぐのが楽しい人、潜るのが楽しい人、波乗りが楽しい人など。 自分にピッタリくるものはどれか、やってみないとわからならいから、色々と試してみるといいんじゃないでしょうか」
 仲間に誘われダイビングに挑戦したこともあるそうだが、 吉田さんにとってはやっぱり波乗りが一番だったそうだ。だから、これまで35年近くも海に入り続けている。

「海の楽しみ方は人それぞれ」


サーファーでにぎわう鵠沼海岸
吉田さんは本当にイキイキとしてます

富士山がキレイでした。
-- 外に出ていろんなことを体験しよう!
 吉田さんは28歳でもう一つの趣味である自動車関連の会社を立ち上げた。 しかし、いつしかそれは趣味ではなく、仕事でしかなくなっていった。 波乗りは吉田さんにとって最高にリラックスできる趣味、だからこそ一生仕事にしないことに決めている。
 「休日は疲れたからといって家でじっとしている人も多いけど、仕事の疲れと遊びの疲れは違うから、 もっと外に出た方がいいと思うんです。外の空気を吸うと元気が得られるし、人との出会いもある。 何歳になっても積極的に外に出て、いろんなことを体験したいですね」
 確かに、雪をかぶった富士山の綺麗な姿や、きらきら光る海、遠くに伊豆半島や大島を見ると、 気持ちが開かれて、元気が湧いてくると取材する我々も実感した。 「休日も早起きをして外に出てみると、疲れが吹き飛ぶ!」まさに吉田さんと言う通りである。
 年齢を重ねても、仕事を持ち続け、波乗りを楽しみたいという吉田さんの言葉が印象的だった。 仕事と趣味をバランスよく生きる。そんなライフデザインも、素敵だと思う。

COPYRIGHT c 2006 SENIOR DREAM PROJECT, ALLRIGHTS RESERVED.