もちろん会社を経営する上で意見のぶつかり合いはある。
そんな時の調整役は渡辺さんのご主人であり、マダムトモコの顧問でもある重男さんである。
「私は外部の人の起業支援をしているのですが、気付いたら、嫁と娘が家の中で起業していました(笑)。
今は専ら、社長(長女の麗子さん)と副社長(渡辺友子さん)の喧嘩の仲裁役です。
でも、社長は経営者という立場からの意見があり、副社長は製品の作り手という立場からの意見がある。
意見がぶつかることは当たり前ですし、ぶつかりあうことはとても大切なことだと思っている」と重男さん。
さらに「ご自身の意見は?」の質問にも、「自分の意見は極力言わないようにしています。
一般企業でも年寄りが意見を押し付けるの弊害ですから。顧問はじっと我慢が大切なんです」と笑って答えてくれた。
年々売り上げが増えていくマダムトモコの成功の秘訣は、家族でありながら、
役割分担がしっかりとできている組織にあるのかもしれない。