健康的な生活を続けるため、夜は家で映画を楽しむ機会も増えたという武田さんは、
ある夜、一本の映画と出会い、ダンスに魅了されることとなる。
「ダンスを始めたのは3年前です。ある晩BS放送で『TANGO(タンゴ)』という映画を観ました。
映画の中のワンシーンで男女二人が踊る姿を見て、なんて素敵なんだろうと思ったのがきっかけです。
ラ・クンパルシータの曲に合わせてのダンスシーンでは涙が止まらず、『どうしたらこのダンスを自分も踊れるようになるのか!』、
『ぜひダンスを習ってみたい!』と衝撃を受けたことを今でも憶えています」
ダンスの映画といえば、『Shall we dance?』を思い浮かべるが、
武田さんは『Shall we dance?』を観た時にはこれほどダンスにひきつけられることはなく、
自分でやってみようとまでは思わなかったそうだ。
そんな武田さんにとって、自由なフォームで美しく踊るアルゼンチンタンゴは、
格別なものだったのだろう。
観ているだけでなく、自分も踊れるようになりたい。武田さんの心が大きく動いた。