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残間:
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2004年の秋に再結成され、そろそろ3年が経ちますが、振り返ってみていかがですか?
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常富:
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僕たちがかつて活動していた期間は、1972年の3月にデビューして75年に解散ですから三年余り、
そろそろ同じ月日が過ぎようとしています。いろんな辛いこともありましたが、お客さんも増えていますし、
僕たちの活動が今やっと、じわじわと伝わってきたと感じています。
この間は、NHKから声がかかって、BS「グループサウンズ大全集」という番組に出演しました。
僕たちが学生時代に所属していた「ザ・リガニーズ」とゴールデンカップス、ジャガーズ、
ワイルドワンズなどのグループサウンズが、NHKホールで共演したんですよ。
グループサウンズのコンサートに僕たちが出演するなんてと少し戸惑いもありましたが、
反響も大きくて、番組を見た人たちからコンサートの依頼が入ったり、
この間は札幌、沖縄、関西‥‥でライブをしたりと、全国各地から声がかかって忙しく活動しています。
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残間:
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お客さんの反応は、いかがでしょう?
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常富:
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お客さんも、ちょっと怖いもの見たさみたいなものがあるみたいです(笑)。
再結成した最初の頃は、正直、どうにもならなかったです。声一つ出ないし、
手も動かない、大変だったんですよ。でも、練習してライブを重ねていくうちに、
徐々に勘を取り戻していきましたね。
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残間:
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そもそも30年間の長いブランクを経て、なぜ再結成しようと?
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常富:
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再結成をしたのはメンバーだった田口清の十三回忌に皆で顔を合わせたときでした。
僕は「猫」を解散した後もずっと音楽一本、様々な歌手やアーティストの音楽のプロデュースを行っていたのですが、
今のようなシステムによる音楽の作り方に嫌気がさしていたんです。
昔、僕らがやっていた音楽というのは、手作りで、時間もかかっていたし、
ゆっくり確かめながら作るものだったんです。色々な才能がぶつかり合って、
そこから思わぬものが生まれたりするのがおもしろかった。
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残間:
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昔の音楽には、メッセージが込められていたものね。
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常富:
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だけど、最近の音楽づくりは変わってしまって、コンピューターが主流になった。
作り方も、そこでの人との関わり方も変わってしまったんです。昔は、お客さんもただの聞き手ではなく、
参加する音楽だったでしょう。でも、今は違いますよね。だから、
もう一度、自分たちの「手作りの音楽」をやりたいって思ったんです。
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